VAIOは創るための道具では無くなった

「VAIO Pro 11」「VAIO Pro 13」徹底検証(中編)――“世界最軽量”タッチ対応Ultrabookはディスプレイもキーボードも妥協なしか (3/4)

高画質の定義は高解像度と、色正確性ではなく色が鮮やかであればそれで良い、ということなのでしょうか。

VAIO Zがついに消え、13インチのモバイルワークステーションの選択肢が無くなりました。

後継として期待してたVAIO Proは外部GPUが無くなり、Iris Proグラフィックスすら積んでおらず
CPUも低電圧版。
ディスプレイもZやFではAdobe RGBに手が届きそうだったものがsRGBぎりぎりで
ブラビア譲りの高輝度と過剰な色表現でとても正確な表現は期待できそうにありません。
記事ではVAIO Zの視野角の狭さを指摘してProの優位性をアピールしていますが、その角度から
ディスプレイをみて仕事をする人なんて居るのでしょうか。 

元々職場以外で映像の仕事をするためにハイエンドのVAIOを選び続けてきたのですが、正直ガッカリです。
VAIOはいつの間にか映像を創造するものから、鑑賞するためだけのものになってしまった様に思います。
薄くて多少頭の良いPCなんて、それこそ吐いて捨てる程出てきています。
VAIOを選ぶ理由がありません。

VAIOに拘らなければ15インチなら多少は選択肢がありますが、そこそこまともなディスプレイを積んで
CUDAに耐えうる外部GPUを積んだ機種はMacbook Pro Retinaか、MouseComputerの業務モデル
それからDellのWSくらい。
RetinaはsRGBをカバーしているもののAdobe RGBには全く手が届かず、他の2モデルは
正確なディスプレイスペックが載っていないモノの、どちらもWorkStationとして売られているので
酷いことはなさそうという程度。
15インチモデルは最低重量2kg、Quadroを求めると3kgは軽く超えるので「モバイルワークステーション」
としては正直辛いモノがあります。単体3kg超えの固まりを持ち歩くのは苦痛です。

自分の仕事は最終的な納品が紙ではなくsRGBの色域で足りるため、Adobe RGBに拘る必要は
それ程ないのですが、ディスプレイの経年劣化を考えるとsRGBぎりぎりしか出せない
デバイスより、より広色域のものが欲しくなります。

コンテンツをただ消費するためのデバイスとしてはタブレットやスマートフォンが十分に普及しているのに
それらを創るためのデバイスすら、同じ方向に流れていることがとても残念です。

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