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Surface2の良いところ・悪いところ

そろそろ購入して5ヶ月。
その間運用して自分の中で便利な点、改善が望まれる点が
はっきりしてきたのでまとめてみる。

○良いところ
・(ほぼ)フルセットのOfficeが動く。
特にWordやOneNoteのフル版が利用出来る点。
キーボードカバーという入力しやすいオプションがあることもあって
ノートが格段に取りやすくなった。

・(フルセットに近い)リモートデスクトップが動く
iOSやAndroid向けと違い、Remote FX vGPUやRemoteAppといった
より高度なリモートデスクトップクライアント機能が利用出来る。
コレによって、単体では実現が難しい作業もクラウドの機能を借りて実行しやすい。

・本体とキーボードが接続されている
surface2とtype/touch coverはVAIO Tap11の様に離れている訳ではなく、磁気でカチっと繋がっている
これが実使用面においては結構便利で、電車の中で膝に載せてタイピングしたい時も
キーボード側さえ保持していればおおよそ問題なく打ち込むことが出来る。
所謂タブレットスタンド付きBluetoothキーボードだと安定が悪かったり
Bluetoothの所為でレスポンスが悪かったりすることも有るけど、そういった事は一切無く快適。

・デザイン
オサレなキャッフェで取り出しても恥ずかしくないデザインって結構重要だなーと
色々な所に持ち込んで改めて思った。
surface2が使いにくくてasus辺りのノートへの買い換えを検討することもあったけど
結局の所デザインが気に入って継続して使っているので、毎日持ち歩く道具のデザインは大事。

○悪い所
●ハードウェア編

・重い
本体(676g)+Typecover2(255g)=931g
フルセットのノートPCが800gを切る時代に、ARMを積んでいても931g
やはり質感重視で本体重量がそこそこ行ってしまうのに加えてのCover。
鞄に忍ばせるにもやっぱりずっしり来る。
ARMタブレット+αの製品として、許せる重量かと思うと微妙な所。

・TypeCover2のタッチパッドが最悪
起毛加工してあることから指滑りが悪く、またダブルタップによるドラッグも出来ない。
静電気が溜まりやすいのか利用していると一定時間で動作がおかしくなることがあり
その場合一旦本体から取り外すと復旧する。 キーボード部分とバックライトに関しては
とても満足しているだけに、このタッチパッドの品質は如何ともしがたい。

・液晶の色再現性が悪い
競合がsRGB色域100%を実現しているにも関わらず、60%程度なので見劣りする。
最近のスマートフォンは色表現の仕方は兎も角色域は広いので、それと比べてしまうと結構気になる。
ModernUIアプリにはデジカメのRAWファイルが扱えるアプリが幾つかあるが、そういったアプリも
ハードウェアの性能が足りない所為で生かすことが出来ない。

・バッテリーが持たない
実感としてmiix2 8よりも持たない。 iPad 3rdと比較すると実使用時間で7割程度に感じる。
この辺りはInstantGo対応の所為でスタンバイ中に動作していることも関係しているのだろうけど
それを加味しても、1日持ち歩いて利用するには厳しい消費量。

・スペックが足りてない
Tegra4を積んでいるとはいえ、やっぱりARMなので操作に突っかかることも多かったりする。
メモリもOfficeでそこそこ大きいファイルを開いたり、IEで重いページ(名指しすると楽天とか)を開くと
不足して強制終了ダイアログが開くことが度々。
(このときtaskmgrを開くと空きが見かけ上不足していないこともあり、RT特有のバグの可能性もある。)
miix2 8では仮想メモリが効いているのか、同等以上に厳しい環境でも強制終了ダイアログが
開いたことはない。

●ソフトウェア編
・WindowsRT
TypeCoverやTouchCoverと共に売られている以上、ノートPCの様な使い方を
ある一定上の頻度でもって期待してしまうのだけど、WindowsRT特有の制限
(3rd PartyアプリはModernUI限定であること、FEPの選択肢も無い)がやっぱり
色々な所で足を引っ張る。
Android TabletやiPadと同レベルだと考えればそれほど悪くないのかもしれないけど
今時のx86 Windowsタブレットと比較して重量やサイズ的に優位な点があるわけではないので
どうしても制限の方に目が向きがち。
x86 Windowsの場合、使いにくければDesktopアプリを利用するという逃げ道があるけれど
WindowsRTの場合回避できないのでそれが不満として残ってしまう。
利用しているユーザが少なく、またMSとしてもナレッジが無いのかサポートを受けにくいのも
一層不満の蓄積に役立っている。

・ModernUIアプリ
上の項目とも重複するけれど、やっぱり10インチくらいのディスプレイでノートPC
のような使い方を期待する場合、ModernUIのUI設計というのは不便であると思う。

例えばSkypeで連絡を取りつつ、Evernoteのノートを参照しながらSSHで作業をしたいと思った場合
Skypeはバックグラウンドでも動作出来るのだけど、SSHクライアントはバックグラウンドに回すと
接続が切れてしまうので、ログインしなおしになる。
(ガイドライン的にはバックグラウンドに回されたアプリはシステム側のリソース見合で強制終了
されるのだけれど、surface2はそれほどシステムリソースに余裕が無いので、この様な場面では
バックグラウンドに回す=強制終了で接続が切れるといった状態になることが多い。)

また、UI設計上同一アプリケーションで複数のウインドウを持ちにくい設計になっているので
複数のホストにSSHしながら作業、というのも行いにくい。
上げた例はSSHクライアントだけど、同一のアプリケーションで複数の作業を行う場面では
似たような状態が起きる。 これは現在のModernUIのデザインである限り回避が難しい。

・Microsoftアカウント
これは統合しすぎて柔軟性がなくなっている。
MSアカウントとSkypeを統合した場合、ModernUIのSkypeではサインインしているMS IDに紐付く
Skypeアカウントでしかログインが出来ない。
例えば個人と仕事でアカウントを分けていた場合、仕事のアカウントでSkypeを利用しようと
思うと、別のMS IDで別ユーザとしてOSにサインインしなければならない。
x86 Windows環境の様にDesktopアプリのSkypeを利用するという選択肢がとれないので
こういった使い方はかなり不便を強いられることになる。
Skypeに限らずOneDriveでも同様で、クラウドサービスのアカウントにPCのアカウントが
引きづられてしまうのは使い勝手が悪い。

○まとめ
・デザインは良い
・WindowsRTはやっぱり駄目だ
・TypeCover2のタッチパッドはオマケレベルなのでマウスが必要
・中身がBayTrailになったら買い換えたい
WP_20140325_16_35_01_Pro
改めて書いてみると悪い面ばっかり思い浮かぶんだけど、OfficeとIEがほぼフルセットで動くので
インターネットタブレット+αとしては悪い選択肢ではないと思う。(が人には進めづらい。)
喫茶店で開いて軽作業をするぐらいなら、オシャレだし良いと思うのだけど…

WindowsRT8.1でRemoteFX USB Redirectionが正常に動かない。

○やりたかったこと
Surface2(RT8.1)からx86_x64の8.1環境に接続
USB Redirectを利用してiTunesとiPhoneを同期

○環境
ホスト
Windows 8.1 Enterprise with Windows Server 2012 R2
クライアント
Surface2(WindowsRT 8.1)

○設定
この辺りの設定を投入。
Some USB devices are not available via RemoteFX USB redirection
+RTの場合Group Policy Clientサービスがデフォルト無効なので有効にするくらい。

○遭遇した事象
RT8.1ではApple Mobile Device USB Driverが開始できない。
(RTではない)8.1環境では同ホストで正常にデバイスが開始できる。
RT8.1でもPTPデバイスとしてのiPhoneなら正常に見える。
iPhone以外のMTPデバイスとかも正常に見える。
#追記
Android adb interfaceは開始できるけど
Android bootloader interfaceは開始できない
暇があったらこの辺りのドライバを読んでみよう

○結論
WindowsRT8.1側のバグ?

これに限らず、x86な8.1とRT8.1で挙動が違うことがチマチマあるのだけれど
そのあたりドキュメントはないし、RTなんて誰も使ってないし
MSに聞いてもまず間違いなく有料サポートに誘導されるので解決が難しい。
#+MSのSurfaceサポート担当はRTの知識がなくて、適当に回答されることが多い…

もうWindowsRTみたいなイロモノは避けて素直にBayTrailな8.1タブレットに買い替えたい。

SkyDriveの空き容量制限

Surface2でSkyDriveから壁紙を設定しようと思ったら、ファイルコピーエラー。
何だろうと思ってSkyDriveアプリを立ち上げてみたら、以下の表示が。

skydrive

どうやら空きが3GB未満のシステムドライブにSkyDriveフォルダがある場合、操作に失敗するようです。
ストアアプリしか入らないSurface2でも、音楽や画像をSkyDriveから落して置くとあっという間にシステムドライブが3GB以下になります。
フルセットのWindows8が乗っているタブレットなら、なおさらです。

これを回避するにはディスクリーンアップで要らないファイルを消すか、SkyDriveフォルダをシステムドライブ以外に置くの2パターン。

surface2で試しにディスククリーンアップを実行してみた所、メモリダンプが6GBも溜まっていました。
ストアアプリしか動かないWindowsRTでダンプファイルを残してしても仕方ないので、サックリ削除&ダンプを残さない設定にしました。

ダンプを残さない設定はコントールパネルの「システム」から、「システムの詳細設定」に飛び、詳細設定タブを表示。
起動と回復の「設定」ボタンを押して、デバッグ情報の書き込みを「なし」にすればOK。
ここの設定以外でもダンプが吐かれることはありますが、BSoDで落ちたときのMiniDumpやMemoryDumpはここの設定なので変更して置いて損はないはず。

もう一つの手として、SkyDriveフォルダをシステムドライブに置く場合。
システムフォルダを移動する時は、移動先がNTFSでなくてはなりません。
surface2のmicroSDを利用する場合、先にNTFSでフォーマットして領域を確保しておきます。
あとは%UserProfile%(C:\Users\username\等)以下のSkyDriveフォルダを右クリックしてプロパティを開き、場所タブから移動出来ます。

Windows(RT)8.1になってSkyDriveも賢くなり、必要なファイルだけローカルに置いておくことが
出来るようになりましたが200GBクーポンで容量が大きくなると、置いておきたいファイルも増えがち。
警告が出る前に早めにフォルダを移動しておくのが良いかも知れません。

DisplayMateでSurface2のDisplay測定結果が出ていた。

Surface Pro2ではなくSurface2です。 おそらくPro2も同等かとは思いますが。
DisplayMate:
Windows Tablet Display Technology Shoot-Out

良くない数字ですね。

sRGB色域は63%しかカバーされておらず、結構青寄り。
ガンマカーブは綺麗なので、階調再現性は高いようです。
全体としてはiPad mini Retinaにちょっと劣るというところでしょうか。

Androidタブレットも一部モデルはかなり良い所まで来ているので
後発のSurfaceがこれはちょっともったいないですね。
iPad2相当といえば最低限に思えますが、やはり直接競合するiPad Airの様な高い再現性を望みたい。

Surface2+RemoteAppでエロゲが結構イケる

すべてのモバイルデバイスはエロゲを外で動かすためにある(断言
昔は頑張ってCEに移植したりしていましたが、今やリモートで普通に動いてしまうので良い時代です。

感覚的にはOSXでParallels使ってCoherenceモード動かしている感じです。

TSサーバからデプロイする形のRemoteAppではなくて、RemoteDesktopの ウインドウを切り出して表示するだけなら、Windows serverは要りません。

手順としては リモートデスクトップホスト側のレジストリで
HLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Terminal Server\ TsAppAllowList\fDisabledAllowList
を1にする。

そのあと、このホストに接続する .rdpを適当なテキストエディタで開き、以下三行を追加。
remoteapplicationmode:i:1
remoteapplicationname:s:アプリケーション名
remoteapplicationprogram:s:ホスト側のアプリケーションPath

例えばココロファンクション!を動かすなら
remoteapplicationmode:i:1
remoteapplicationname:s:ココロファンクション!
remoteapplicationprogram:s:C:\Program files(x86)\ココロ@ファンクション!\AdvHD.exe
のような形にして保存。

あとは通常のリモートデスクトップと同じようにrdpをダブルクリックして接続すると 以下のような感じになります。

RemoteApp

ローカルW-LANの様にリモートサーバ間の回線品質が良ければ、ココロファンクション!の場合
KIZUNASの背景エフェクトが多少辛い感じがあれど、それ以外は概ね快適に動きます。

エフェクトにあまり凝っていない、普通の紙芝居ゲームなら苦も無く動きます。

また、伺かの様なウインドウがないタイプのアプリケーションも普通に動きます。

流石に3Dゲームは無理そうですが、RemoteFXが動く環境ならまた違うかもしれません。

回線品質は上りが細いHSDPAだと辛いですが、WiMAXぐらい出るなら結構快適です。

きちんと速度の出るLTEならVPNを通してもローカルW-LAN環境と同等に利用できますが 湯水のように
データ通信を行うので速度制限に引っかかる恐れがあります。

思っていたよりも普通に利用できるので、リモート環境を用意できるならおすすめです。

 

 

Surface2買いました

持ち運べる艦これ端末が欲しかったのと
そろそろWindowsRTに手を出しておくべきか、と思いましたので。
Surface2で検索するとProばっかりで無印が出てこないのがつらいです。
箇条書きで軽く触った感想を書いておきます。

○ハードウェア
液晶が綺麗。 解像度も十分だし、階調も良好。
タッチパネルの反応もよく、各種ボタンも適度な押し心地で完成度は高いです。

若干気になる点としてイヤホンで音楽を聴くと、音を出している最中はホワイトノイズが乗ります。
一昔前のNW Walkmanくらい。音を止めると止まるのでドライバの出来があんまり良くないのでしょう。
音質自体はその辺りのAndroidと同じくらい。 良くも悪くもありません、
スピーカーはiPad 3rdと同じか、少し良いぐらい。Xperia/Sony Tabletよりは遥かに良いです。

USB3.0は本体のストレージがeMMCなので性能が活かせるわけでもなく、ついている意味はありません。
OSの制限から接続できるデバイスもかなり限られるので、おまけみたいなものです。

TypeCover2は初代と比べると薄い分、やはりキーストロークが犠牲になっていますが許容範囲。
それよりもタッチパッドの反応の悪さに閉口します。とにかく反応しない。
ドラッグもダブルタップで選択ができないので、反応の悪いボタンを押し続けながら
両手で行わなければならず、かなりストレス。
とはいえ、無いよりはマシです。タブレットによくある、別にマウスやらなんやらを接続して
無駄に持ち歩くものが増える本末転倒感はないので、これでも許せるといえば許せる範囲。

カバーはパープルを選びましたが、写真よりも色が暗くおっさんくさいと不評なので
マゼンタが発売次第買い替える予定。 同時発売してくれれば最初からマゼンタを買ったのに…

○ソフトウェア
WindowsRTはDesktopモードが無い方がよかった気がします。
変にDesktopが見えてしまうので、PCとしての使い方を期待してしまって
それがタブレットの範疇しかできないことに対しての落胆に繋がります。

特にUSB周りは3.0のフルサイズ端子があるものの、接続できる機器はストレージとHID、プリンタ、デジカメぐらい。
DriverもOSにビルトインされているものしか利用できず、開発もできないので
USB NICすら公式にはサポートされていません。

WindowsStoreアプリはWindowsPhoneと比べてもまだまだ充実しているとはいいがたいですが
FacebookやEvernoteなど最低限のアプリはそろっており、使い方が決まっていれば不満はありません。
OS自体でデジタルカメラのRAWファイルにも対応しているので、綺麗な液晶で現像することも可能。

もっとも、他のタブレットと違いフルセットのブラウザ(IE11)が積まれているのでタブレット向けアプリを
使うまでもなく、ブラウザで大抵のことはできてしまいます。タブレット的な使い方をするなら、これで十分です。

加えてリモートデスクトップがRemoteAppsやRemoteFX込みで動くので、WindowsなVMが用意できれば
思い切ってVDIで色々やることも可能です。
ハードウェアスペックがそこそこあるので、FullHDの解像度で全画面で利用しても、反応よく動きます。
後ろの回線品質が良ければ、リモートであることを忘れるくらい快適です。

一番痛いのは、x86なアプリが動かないことでFEPもMS IMEしか動かず、かつDesktopアプリと
ModernUIアプリでFEPの辞書が共有できない(別のUIでそれぞれ単語登録をしなけれならない)所。
加えて、ModernUI向けFEPの辞書登録は単語登録しかできず、辞書の一括インポートどころか
登録語彙の確認や削除すら出来ません。
MS IMEはiOSのFEPよりは基本的にいい動きをしますが、流行語などの語彙が弱いので
外部辞書の読み込みが出来ないのが不満です。正直、これはかなり痛い。

○全体として
本体の質感もよく、液晶も綺麗でOfficeも動くので、インターネットタブレット+αぐらいを
期待するなら、選択肢としては十分にアリです。
IEアレルギーがないなら、フルセットのIEが動くというのはかなりの強みだと思います。
ウェブアプリにおいてはタブレットだからといって諦める部分がありません。
どうあがいてもIEとModernUIアプリ以外は動かないので、純粋にWindowsタブレットとして使いたいなら
ASUS辺りのBay Trailタブレットをお勧めします。ただそういった安いAtomタブレットは値段分
液晶の品質や本体の質感、薄さといったものを犠牲にしているので、「Windows」を求めないならば
Surface2は良い選択肢です。
艦これをやるなら….うーん。 8インチBay Trailタブレットかな。