α7II/IIIの良いところ
- 2018 6/10
- 投稿者 : lacia
最近の記事を見直して、ブログを立てた時に方針とした
「ネガティブな事をあまり書かない」という点からだいぶ離れてきてしまったので
方向修正するつもりで直近disっていたα7II/IIIのいい所を書きます。
α7IIのいい所

α7IIIにはない所だけ
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- 後からいじりやすい絵作り
α7IIのイメージセンサーはIMX157AQRという品番のもので、これはα99、VG900、α7と
同じ製品です。後段の処理が異なるので各機種同じ絵とはなりませんが
多機種で採用されている実績のあるセンサーだけあって吐き出す絵に無理がなく、RAWでもいじりやすいです。 - PMCAのレンズ補正がフル機能使える。
PlayMemoriesCameraAppsにレンズ補正というアプリがあるのですが
これはレンズごとに補正値のプロファイルを作って設定でき、α7II以降のPMCA搭載機種では
レンズ名と焦点距離をExifに書けます。
社外レンズ、とりわけ電子接点のないオールドレンズで遊ぶ時に後からどのレンズでとったかを
見直せるので凄く便利です。この1点だけでオールドレンズ母艦として勧められるくらい便利です。
フルサイズ機でExif書き込みまで含めたフル機能が使えるのはα7II世代だけです。 - スマートリモコンが多機能
これもPMCAでアプリとして独立している影響なのですが、スマートフォンから操作する
スマートリモコンが結構多機能です。QX1のような本体に表示機を持たない機種でも使えるように
拡張されてきた背景か、ライブビューからタッチフォーカスまで色々と機能があります。 - 背面液晶がWhiteMagicで屋外でも多少見やすい
NEX-5/6辺りの液晶と比べるとピーカンで真っ黒とはならないので屋外でも見やすいです。 - スイングパノラマが使える
カメラを横に動かし、パノラマ撮影が出来るこの機能。面白い絵がとれるので結構使います。
- 後からいじりやすい絵作り
α7IIIのいい所

α7IIにはない所だけ
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- 位置情報をExifに書ける
ついにソニーのカメラにもBluetooth連携の位置情報書き込みが実装され、旅行の時に大変便利。
GPSロガーからの開放、RAWにもちゃんと書き込まれる 本当に便利。 - RAW+JPGの時にJPGの画質が設定できる
今まではRAW+JPGに設定するとJPG側はFine固定だったのですが、画質を選べるようになりました。
撮って出しで使う時にExtraFineで出せるようになったので良いです。 - ジョイスティックのAFポイント指定が便利
今まで多点のAFって思った所にAFが合わなくてうーん?って感じだったのですが
ジョイスティックで思ったところにピントを合わせられるのが凄く便利です。 - バッテリー容量強化
α7の泣き所バッテリーの持ちの悪さにメスが入り、容量が約2倍に。
おさんぽスナップなら1本でも一週間ぐらい充電不要になりました。
α7IIまでのNP-FW50もあれはあれで小型で安いのでポンポン買って入れ替えて使うのでも
あまり不満は無かったのですが、バッテリー残量残り30%ぐらいからの余裕が違いますね。 - 液晶をチルトするとEVFに切り替わらなくなる
NEX-6から改善しないかなと思っていた、EVFのアイセンサが敏感すぎて液晶面に近づくとすぐに液晶からEVFに切り替わってしまう仕様がようやく改善され、液晶をチルトしてる間はEVFに切り替わらなくなりました。
- 位置情報をExifに書ける
α7II/IIIのいい所
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- ファインダーが拡大できる
EVFだからこそできる、ファインダー拡大はマクロやMFレンズで追い込みたい時に重宝します。
α7II/IIIのEVFは倍率とコーティングの違いはあれど基本NEX-7から続くXGA OLED TrueFinderなので見やすいです。 - APS-C向けレンズでもクロップで使える
これはフルサイズのαすべて共通ですが、フルサイズセンサー搭載機でもAPS-C向けのレンズが使えます。
クロップなので24MPから10MPになってしまいますが、比較的廉価で写りの良いレンズ(SAL35F18とか)が使えるので便利です。 他社でも機能自体はありますが、αのEVF機だとクロップに合わせてファインダーもきちんと拡大表示されるので見やすいです。 - ボディ内手ブレ補正
ほぼこのためにαを使っているのですが、本体単体で手ぶれ補正が動くのは本当に便利です。
シャッタースピードの余裕が違いますし、レンズを選びません。 電子接点のないレンズでも
設定またはレンズ補正アプリから焦点距離が設定出来るので使用できます。 - AマウントSAM/SSMレンズ+LA-EA1/3で像面位相差AFが使える
α7II世代以降のボディではLA-EA1/3(素通しアダプタ)でコントラストAFだけでなく鏡面位相差AF
が使えるようになりました。
コントラストAFは正直最低限動くといったもので静物相手でもピントが合うまでに結構な時間が
かかっていたのですが、アップデートで鏡面位相差が使えるようになってからは大分短縮されました。
静物相手なら実用になる速度です。AマウントのSAM/SSMレンズは数が限られますが、どれも中古の
値段が結構落ちてきているので、手軽に楽しむにはいい選択肢になります。
- ファインダーが拡大できる