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スマートスピーカーについて

スマートスピーカを導入して数ヶ月経ち、その間に得られた情報を書き出しておきます。

・Amazon Echo Dotについて
発売と同時に招待されて2017年11月15日に購入。
毎日最初の1回目、もしくは時間をおいて話かけた1回目において、「すみません。 EchoDotの接続が中断されました。」
というエラーを起こすことが多い。 Echoのアップデートはユーザに通知されず、Alexaアプリからもバージョン情報が得られないため発生条件は分からない。
2017年2月にサポートに依頼して本体交換をした所改善、上記の通りソフトウェアの状態がわからないのでハードウェア起因なのか、ソフトウェア起因なのかは分からないが交換後は1度も発生していない。

騒音の多い環境でウェイクワードを誤認識した事は一度もない。

カレンダーにExchangeを指定可能。

Amazon Musicは国内では今のところ手持ち音源のアップロードが出来ないので音楽再生はBluetooth経由が使いやすいが音質的にスマートフォンとの差は小さく、あまりスピーカーとして利用する意味はない。

・Google home miniについて
半額キャンペーン実施中の2017年12月3日に購入。
本体上部のボタンはアップデートで無効にされているはずだが、なんらかの拍子に有効になることがある。

騒音の多い環境でウェイクワードを誤認識することは時折あるが、コマンドと認識できなかった場合サイレントに待機に戻るので気にならない。

カレンダーはGoogle Calendarのみ利用可能。

Google Play Musicは手持ち音源のアップロードが出来、かつサブスクリプションを結ばなくても
再生が可能なため、単体で音楽再生が可能。 ただし曲名や歌手名、特に英語のものについては認識精度が悪く予めPCなどでプレイリストを作成しておき、それを指定する方が使いやすい。
プレイリスト名も日本語以外は認識しづらい。
この認識は音声認識エンジンの問題というよりは、Google Play Music側の問題に見える。
例えば「橘ありすのin factを再生」と呼びかけると、アクティビティからは正常に認識していることが分かるが、一致する楽曲があっても
「現在利用できないようです」との応答を返す場合がある。この事象は曲によりけりで、認識しない曲はプレイリスト以外で再生することができない。
例えば「橘ありすの曲を再生」と呼びかけると橘ありすの曲を順番に再生し始めるが、上記エラーが返る楽曲はスキップされて再生されない。

・LINE Clova WAVEについて
先行版を2017年8月に購入。
ウェイクワードの誤認識/音声認識不良が非常に多く、アップデートでも改善されないため2017年12月に処分。
Bluetoothスピーカとしても、LINE MUSIC使用時とBluetooth使用時で音質差があり、使用に耐えるものではなかった。

・LINE Clova Friendsについて
WAVE先行版利用者向けの特典として、12月に無償提供された。
ウェイクワードの誤認識はWAVEに比べて幾分改善されているが、他の製品と比較すると頻度はかなり多い。
認識状態になるとどんな音でも反応してしまい、また連続して認識状態となるため、長時間無意味な応答を返し続ける事が多い。

LINE通話機能は便利そうにみえるが、既に利用しているLINEアカウントとのヒモ付が必要で、かつそのアカウントからの発信扱いとなるため環境によっては不便。
例えば妻と夫が居て、Friendsに夫のアカウントを登録した場合、外から夫が家にいる妻に電話をかけても、Friendsは反応しない。
逆に妻が夫に電話した時には反応する。
LINEメッセージはClova Friendsのアカウントが作成され、そこへのメッセージ送信となるため、妻と夫どちらのアカウントでもFriendsは反応する。 
通話とメッセージで仕様が違う理由は不明。

LINE MUSIC以外の音楽プロバイダを選択することはできず、LINE MUSIC自体に手持ち楽曲アップロード機能が存在しないため
手持ち楽曲を再生するにはBluetooth接続しかない。 WAVEと違い音質差はほぼないが、そもそも音質があまり良くない。

Amazon EchoやGoogle Homeと違い、現時点で開発者向けのインターフェイスは提供されていないので出来ることはかなり少ない。 

スマートスピーカー3種雑感

Google HomeとEchoが国内でも出て揃った感があるので軽く触った感じをメモ。

Google Home mini
不具合でアクションボタン使えなくなったのが地味に痛い。
Ok Google(ねえ、Google)というウェイクワードが呼びにくい印象だが
音声認識精度は悪くないし、合成音声も聞き取りやすい。
Actions on Googleがどれくらい広まるかがキモ。
綺麗に実装してあれば「ねぇ、Google ○○して」でボイスコマンドが収まるので
一番スッキリしている。

Amazon Echo Dot
早くから開発環境を公開していただけあってSkill(出来ること)が充実している。
RoombaもHueも操作出来るし、IRリモコンも各社出揃ってる。
音声認識精度も合成音声も悪くない。スマホのAlexaアプリで認識結果を確認出来て
そこからフィードバックを投げられるので操作のストレスも少ない。
ボイスコマンドの呼び方は「アレクサ ○○(Skill名)で○○(詳細)をして」と、現段階では
Google Assistantより長くなりがちなので、エイリアスが設定できるといいと思う。
特にナビタイム、列車の運行情報を知るのに「アレクサ、ナビタイム運行情報で中央線を教えて」と
かなりコマンドが長くなるので使いづらい。「アレクサ、中央線の状況を教えて」ぐらいで使いたい。
Skillによって終了コマンドが違うので呼び出した後止められなくなることがある。(じゃらんの終了方法がわからない…)
Echo Dotはライン出力がついていてホームオーディオに出力を流せるので既設の環境に組み込みやすいのがよい。

LINE Clova WAVE
日本でのリリースは一番早かったが機能としては最も未成熟。
LINE MUSICのターゲット層でサブスクリプションチケットを買ったら「かなり不便な」Bluetoothスピーカーが着いてきたぐらいの気持ちでいないと多分買ったのを後悔する。している。
音声認識周りが本当に未熟でテレビをつけているとウェイクワードを誤検知してずっと喋っている。
ボイスコマンドの確認もできないのでどうやったら動くか確認できずストレスだけが溜まっていく。
サードパーティの機能実装が現状殆どない(radikoが聴けるくらい)なので何もできない。
LINE MUSIC再生時とBluetooth経由で音楽を再生する時に音質差が結構あり、後者は音がスカスカになる。ワザとやってんのかなコレ。


開発者のスタンスがこんな感じなので、正直今後も期待出来ない。
Google HomeやEchoの発売に焦って正式版として販売しているが、中身は本当に未成熟で
先行する2者に比べて周回遅れになっている。こんなんで店頭販売されても普及を妨げるだけ。

今のところ各社ともボイスコマンドというか、決まった指示言葉を組み合わせて操作する形なので
自然な会話で操作が出来るわけではない。今後の成熟に期待。